2010年11月23日火曜日

Sony Ericsson MW600

久しぶりの更新。

Type Pを音楽プレーヤーとして利用するために、Bluetoothイヤフォンの Sony Ericsson MW600 を購入。ケーブルがあると、鞄の中に入れているときに色々と不便。

MW600は携帯電話用のアクセサリとして販売されており、Bluetoothの受信部にマイクがついていて、ヘッドセットとしても利用ができる。その上、FMチューナーも付いているので単独で携帯ラジオにもなり、なかなか便利。

しかもペアリングできる台数が3台もあり、ハンズフリー用デバイスとしては同時に2台まで接続できる(らしい;取説に記載あり)。つまりiPodのBluetoothイヤフォンとして利用しながら、携帯電話のBluetoothヘッドセットとして待ち受けできるということ。自分の携帯電話はBluetooth対応していないが、機種変更するときは絶対にBluetooth対応の機種にしようと思う。

しかしPCとの接続ではマイクがついていことが原因で、色々と不便が生じる。

PC(Widows 7 Professional)に接続したときのトラブルシューティングの情報が少なくて困ったので、自分で試行錯誤した情報を記載しておく。

■ドライバが一つ見つからない。

ペアリング時にドライバが一つ見つからず、アテンションマークが付いたままになってしまう。このドライバは、SEMC HLA用のと思われる。SEMC HLAは、詳細は不明だが、ゲームモード(音声遅延防止)用の機能の模様。実際にMW600をゲームモードに切り替えても音声が出ない。

ドライバがないと使えないので、コントロールパネルのBluetoothデバイスのMW600のプロパティを開き、サービスタブから、SEMC HLAのチェックを外す。こうするとアテンションマークは消える。

あわせてヘッドセット用、ハンズフリー用のプロファイルがあるので、ヘッドセット用のチェックは外す。これは取説に両方ある場合はハンズフリー用を使うように、とあるため。

別にヘッドセット用をチェックしていても、問題はないようだ。

 

■音がこもったような最低の音質になることがある

PC接続からラジオに切り替えて戻したときやマイクボタンを押したときに、音がこもったような最低の音質になってしまう。

PC→ラジオに切り替えるとBluetoothの接続が一度、切れる。再度、ラジオ→PCに切り替えて、PCに接続されるとヘッドセットデバイスとして接続されて、ヘッドセット用またはハンズフリー用のプロファイルが適用される(A2DP→HFPまたはHSPに変更)ため、音質が悪くなるようだ。

マイクボタンを押したときもヘッドセットデバイスとして接続されて、同様のことが起こる。

こうなるとMW600の電源を切ってしばらくしてから電源をオンしないと、回復しない。電源を切ってすぐにオンにするとPC側がBluetoothの瞬断と判断して、以前のプロファイルでの接続をしてしまうため、しばらく待つ必要がある。

自分が見つけた対処方法は2つ。

1つ目は、PCではマイクとして利用させない方法。MW600には通話ボタンが付いているが、Skypeなどでは機能しないので、ヘッドセット(ハンズフリー)デバイスとしての使用をあきらめる(マイクとしてはSkypeなどで使える)。

これは、コントロールパネルのBluetoothデバイスからMW600のプロパティを開き、サービスのタブから、ハンズフリーテレフォニーとヘッドセットのチェックボックスを外す。こうするとヘッドセットデバイスとして認識されなくなるので、プロファイルの変更が行われなくなる。

2つ目は、別のBluetoothデバイスをペアリングさせておく。MW600は3台までペアリングできるという大変、便利な機能を持っているので別のBluetoothデバイスをペアリングさせて、マイク用のデバイスはそちらにしておく。

PCでマイクとして使いたいときは、MW600でマイク用の機器を変更すれば直ぐに使えるようになる。また何かの拍子に音声がHFP、HSPになってしまったときにも、マイクを別のBluetooth機器に変更して、プレイボタンを押すとPCに再接続をして音声が復旧する。

携帯電話のBluetoothヘッドセットとしても利用している人ならこちらの方法で対応可能と思う。

MW600のアフィリを貼ろうと思ったら、AmazonはJoshinしか在庫がなかった模様。ヨドバシでは定価で売っていた。